実際、家でも稼動している「Link de 録!!」の録画環境。
HS-DHGL+PC-MV72DX/U2×2の組み合わせで構築しており結構気に入っているのだが、アナログ地上波しか録画出来ないのは先行き不安。Link de 録対応の地デジチューナ搭載キャプチャデバイスを発売してくれるのか不透明だし…何より地デジ録画は未だにガチガチな状態だしねぇ。
地デジのゴーストのない鮮明な画質には魅力を感じている。地デジ画質であればアナログキャプチャでも充分。地デジチューナ搭載したアナログキャプチャカードとか出してくれないかな?結構売れると思うのだが。
とまあ、いつまでも待っていられるほど気が長いわけではないのでなんとかしたい。
乗り越えなければならない壁としては、
- 既存のアナログキャプチャで地デジ放送を録画できるか?
- 外部チューナをどうやって制御するか?
- 地デジ電波が受信できるのか?
- 制御プログラム書けるの?
つーか、地デジ放送にコピーガード信号は入ってないのか?勉強不足なんでよくワカランが。
2.HS-DHGLの紹介ページは外部チューナに対応予定とあったから、それに期待していた部分もあったのだけど…現在対応する見込みはなくなったと思っている。でもまあ、赤外線リモコンデバイスが存在するのが不幸中の幸い。デバイス自体もperlで制御できるみたいで敷居が低くてよろしい。C言語程度の記述が必要になると自分的にはお手軽ではなくなってしまうので、スクリプトレベルで記述できる環境であってないと…これはワシの問題ではあるが(汗)
3.うちのアパート、まだ地デジアンテナが立ってないんだな~。
なにしろ、フレッツマンションが利用できるのに、契約してるのワシだけっぽい。ハイビジョン放送なんて別にーって言う人が多いのだろうなぁ。まあ、ワシもそうなんだが(汗)
何度か言ってがダメっぽいので、自分で立てることにした。とりあえずワンセグ携帯で受信状況は確認しているので、なんとかなるだろうと思って。dopaとかに言えば行政指導してくれるのかな?(笑)
4.…自信なし(汗)
まともにプログラム書いたのって何年前?って感じだし。
でも山下氏がサンプルスクリプトをイロイロ公開されているのでなんとかなるだろう、と判断。
とまあ、なんともいい加減な状態から計画を実行に移したのが去年の6月。
ほぼ趣味なので、ちょっとづつ負担にならない程度に以下のステップで整備していった。
1)HS-DHGLで「hack de 録」環境を構築(Debian上でLink de 録を動作させる)そしてなんとかver 0.1が完成。アニメを片っ端から録画(汗)。
2)赤外線リモコン(KURO-RS/PC-OP-RS1)ドライバのコンパイル
3)地デジ受信環境(アンテナ&チューナ)の構築
4)予約録画(PCastLinkやiEpg)を外部入力録画とチャンネルにすり替え、予約録画に合わせて外部チューナと連動させる(スクリプトの作成)
計画してから形になるまで半年かぁ…まあ、だらだらやってたし仕方ない。昨年中に形になってよかったと思おう。
すごく参考にさせてもらったページ。
・HS-DHGL でハック de 録!!(1)
・KURO-BOX/PRO Debian化決定版?
・PC-OP-RS1
・赤外線リモコンを Linux からコントロール
これ以外にもスクリプトの記述には多数のページを参考にさせてもらいました。感謝!
今後、実際に使用しているスクリプトも紹介していくつもりだけど、利用できるスクリプト類は基本的に流用させてもらっているので、どう書いてよいものか悩んでる。人のフンドシで相撲をとっているわけだし、コピペで貼り付けるのは…ねぇ?
現状では同じところは割愛することにしてる。本家を参照してねというスタンスで。
というわけで以降は、
- Hack de 録環境を自力で構築できる
- ソースコード(1,050yen)を牛さんから入手する気合(?)がある
- 赤外線リモコン用ドライバの(クロス)コンパイル環境を構築できる
- 安定させるまでにはリトライが必要
つっても山下氏のページを参考にHack de 録!!の環境を構築できるくらいの技量があれば、なんとかなるとは思う。
実際、ワシも山下氏の説明を理解できている自信ない。理解したつもりにはなっているけどね(笑)
今回は概要まで。次回は1)hack de 録環境の構築について説明。はてさて、いつになるやら…