2008/05/05

comicstudio4.1.3 RC1 主に3Dワークスペースのこと

最近の作業にあわせた不満をぶちまけてみた。
使ってない機能は不満が多いね~。使っている機能は慣れたっていうか諦めたっていうか…
イチから憶えなおしでも問題ないので、使いやすいもの(考えやすいもの)にしてほしいなぁ。

☆文字ツールですでに存在する文字列に文字を追加で入力しようとしたとき、文字サイズが必ず固定の大きさ&フォントになるのはそういう仕様なのか?前後の書式を継続して入力できるようにして欲しいのだが…そういう要望って上がらないのかね?

☆ノンブルも白フチで出力できるようにして欲しいもんだ。なぜなら、黒塗りのところにノンブルを印刷しても真っ黒だから。隠しノンブルとは言え見えないことには意味がないのでね。ワシが頼んでる印刷所くらいなのかな、ノンブルがないと不備とみなすって但し書きがあるの…


3Dワークスペースを使用した手順

0:00 下書き。こんなので人に伝わるのか確認したことはない(汗
~0:09 素材として登録してある3Dワークスペースをページに読み込む。3Dワークスペースを自分なりにカスタマイズした状態で保存している。ちなみにサイズは42cm×42cmで登録。ドロップ位置を中心に配置されるみたいだから位置によっては描画範囲を後から調整しないといけないことが多い。それがめんどいから用紙サイズ最大にしてる。まあ、これでも描画範囲が足りないこともあるけど。(笑
0:23~ 3Dボックスに素材を読み込む。校舎は使わないけどとりあえず読み込んでみた。まだ慣れてないので校門読み込むはずなのに、書き出しボタンを押してしまった(汗。
素材の読み込み完了。
1:06 カメラを選択して、オブジェクトの配置を決める。こういった作業は上面図で作業した方が楽なので、回転-垂直を90にする。まだ慣れてないので水平パラメータをいじったりしている(汗
1:40 3Dマニュピレータで操作しようと思ったが、表示されていないことに気付く。色々探した結果、3Dオブジェクトツールにしていなければ表示されないことをツールオプションを見て思い出す。
2:00 改めて校門を選択した状態で、3Dマニュピレータの青矢印をドラッグして移動。校門との位置を調整するために、校舎を選択しなおして同様に移動。
2:18 あれ?3Dマニュピレータの青矢印が表示されていない…?確認のためカメラを操作して正面図に。ああ…やっぱり間違えて校門の高さいじっちゃっている…(2:30)数値を直接編集して修正。
2:43 改めてカメラを選択して上面図に。本当は90を入力すればいいのだけど、めんどくさいのでそれっぽく見えればいいやってことでスライダで適当に。一発で上面図とか側面図とか表示切り替えられれば楽なんだがなぁ、proじゃ入れてくれないよね、そういう機能。EXだと3面図+透視図で表示できるからこんな面倒ない…のか?
3Dオブジェクトの配置完了。
3:00 原点位置周辺に対象が来るように、3Dオブジェクト全体を移動させる…ために、一度カメラを選択して原点位置を確認。選択を切り替えると消えてしまうので忘れないように刷り込み…まあ、忘れてしまうが(汗
3:10 カメラ以外の3Dオブジェクトを選択。3Dマニュピレータを使用して移動。適時、カメラを選択して原点位置(オレンジクロス)を確認する。
3:50 だいたいこんなもんだろ?で、やっと下書きに合わせるためのカメラ操作。カメラを回転させて水平方向から捕らえる。
4:08 向きが思いっきり逆なのでブルークロスで操作しようとするが…さすがに反転までは操作できない。
4:18 見切りをつけてスライダで調整。
4:38 カメラ位置を下書きに近づける。移動-距離で調整。3Dオブジェクトのサイズはいじらないように注意する。
4:50 表示が見づらい、と思いレイヤーの表示順序を調整。あんまし意味がなかった…(汗
5:06 とりあえずELをあわせてみる。今のままだと絵面がフカンくさいので、原点位置(オレンジクロス)の上下を調整、再度EL(ブルークロス)の上下を調整。左右に動かすとEL以外の奥行きの見え方も変わってくるので注意。

完成…ちょっと背低すぎか…(汗
まぁ、作業説明用のサンプルなので気にしない気にしない!
それ以上に、この動画だとサイズが小さすぎてよくわからんなぁ(汗

カメラの注視点は原点位置のようなので、でかい3Dオブジェクトとかフカンとかアオリを入れたい場合は原点位置とオブジェクトの関係が重要になる…ような気がする。まだ使いこなせてないので弱気。

今回は一発で決まったけど、数値上限や描画崩れによってカメラが寄りきれない場合は、オブジェクトのサイズを調整する必要がある。しかし、オブジェクトのサイズを変更すると原点位置もずれてくる(正確にはオブジェクトの編集基点が3Dワークスペースの原点位置とは無関係)ので、再度、原点位置を対象のパーツ周辺に移動させなければならない。そういった二度手間を省きたいのでカメラ編集だけでなんとかしたいのだが…まだよく分かっていない特性もあり、習得には難航。

使いもしない校舎を読み込んでいるのは、切り返しを描くときに全体があったほうが後々楽だから。場面設定って奴、なのか?一度作ってしまえばなんぼでも使いまわしできるのがデジタルの利点だし。配置までは別の3Dソフトでやってしまったほうが良いような気もするが、その辺は使う側の判断になってくるのだろう。ワシの場合、オブジェクトが1~4個くらいならコミスタオンリーでいけるが、それ以上はガマンの限界なのでMetasequoiaあたりの導入を本気で考えるだろう。

操作ミスも多いのは慣れてないってのはもちろんだけど、使いづらいというのが大きい。なーんか機能だけ並べてるだけな印象で作業を組み立てづらいんだよなぁ。使い勝手が考慮されていないっていうか…
ついでに、レイヤープロパティと3Dワークスペースプロパティを1枚にウィンドウにまとめているのもどうかと思う。素材プロパティとかも同様に…

でこの手順を踏まえた上での不満など。(もうすでに不満駄々漏れだけど)

☆3Dワークスペースのスライダで設定できる値が小さすぎる気がする。
ぶっちゃけスライダではなく、最大/最小値のないジョグダイアル的なものであった方が良いと思うのだが。このへんVer3から変化ないような気 がするのは気のせい?3D連携強化していくのかと思っていたのだが、提案されるのを待っているのかなぁ?
誰か定規関係を含め、全体を統合した操作方法を提案してくれないかな。

☆3Dワークスペースの原点位置に合わせて中心にしたいパーツを配置して作業したいのだけど、カメラの選択を外す(他のオブジェクトを選択)すると消失点(クロス)が消えてしまう。常に表示にしてくれないかねぇ。

☆ライトの位置も指定できるようにした方がいいと思うのだが…形を出したいのに光源が指定できないものだからオブジェクトを回転させたりカメラの位置を変更したり…ヒジョーに手間がかかる。陰線処理のアウトライン出力ができれば、光源の位置指定は必要ないのだが、陰影をオフにするだけだと欲しい線が見えなくなったりするんだよなぁ。

☆青い箱をクリックするといちいち表示がOFFになるのが腹立つ。(動画中でも一度やってしまっている)Ctrl+クリックで表示切替でもいいんじゃないか?そんなに表示を切り替える場面があるとは思えないのだが…
文字情報の部分しかオブジェクトを選択できるアタリ判定がないから、こっちをどうにかするべきなのかもしれない。これこそレイヤーパレットに統合できないもんかねぇ?

☆3Dマニュピレータって、オブジェクトの中心位置にしか居れない?オブジェクトの端っこにある一部分に寄りたい時ときとかに表示されないから、使えないことの方が多いのだけど…
3Dマニュピレータの原点位置(編集基点?)を指定できるようにして欲しいもんだ。

☆編集画面上で回転とか移動で操作しようとしても、画面全体にオブジェクトがあるとそちらが優先されて選択&操作となってしまう。編集画面いっぱいにオブジェクトが表示されている状態でカメラ調整(主にチルト)したいことが多いのだが…スライダ関係での調整は使い難いし、数値入力なんてやってられないし…なんとかならんもんか。

×それにしても、3Dワークスペースは使いづらい。まあver3から変わってないということなのだろうけど。描いた2Dの絵に3Dを合わせるという使い方はもちろん、普通の3Dで行えるようなこともやり難い…と思うのだが他の人はそうは思わないのかなぁ?操作系を簡略化したいのだろうけど、これだとちょっと…
パースの奥行き感の調整とかはposerを参考にして欲しい印象。ワシがposerに慣れているだけなのだろうけど、パースいじると消失点が移動しちゃうのは違う気がするんだけな。下書きとして利用する場合、ELを基準にして操作できるようにするのがいいと思うのだが、一般的にはそうでもないのか…?

今は昔書いたキャラに背景追加して着色しようとしているのだが、BGあわせに四苦八苦。なんとか動画のような方法にたどり着いた感じ。まあ2Dの絵を透かした状態で3Dを編集できるソフトがあればいいのだけど…そんなソフト、きっとどこかにあるんだろうな。誰か教えてくれないかな(汗
ラフ描いた後、キャラに合わせて3Dを置くっていうのが、アシスタントありのマンガでは主流だと思うのだけど、パース定規とかで間に合わせちゃうのだろうなぁ。思った以上に手間だし。
他の人の使い方を調べてみるか。

ちなみに、キャラにBGをあわせてみたら、やっぱりパースに乗ってなかった(汗。
修行が足りないなぁ…

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