2007/11/07

XP Home Editionで初回認証を省略してネットワークドライブに接続するには

作った原稿データは玄箱で構築したネットワークドライブ(samba)に保存するようにしている。
ただ、家のwindows環境はXP Home Edition(HE)なので、コンピュータを再起動する度にネットワークドライブへの初回接続時に認証(アカウントとパスワード)を求められる。XP Professional Edition(PE)なら一度接続したネットワークドライブへのアカウントとパスワードを覚えていてくれる(認証を省くことができる)みたいだが、HEにはそういう機能が削られているみたい。
なんとかならないものか…

ずっと放置してたけど、最近やっぱりなんとかしたいと思い立ち、調べてみることに。
そしたらWindowsとネットワークドライブの上のユーザ名とパスワードを統一すればいけるとの2ch情報が(汗)
なるほど、確かにそれならいけるかも?と早速行動開始。

まずは、ユーザ名をどちらに統一するか。Windowsはしょっちゅう入れ替えるけど、玄箱はここ数年入れ替えた記憶がない。しかもWindowsのアカウントって適当にしか作ってなかったりするので、やはりネットワークサーバ用のアカウントで統一するべきだろう。
では、新規でOSをインストール→アカウントの作成ではなく、すでに運用中の環境を移行する形でユーザ名を変更するには?
ネタ元忘れちゃったけど、「ファイル名を指定して実行」から
control userpasswords2
を実行するといいみたい。


出てくるウィンドウから変更したいユーザ名を選択して変更。

そして、おもむろにユーザ名とパスワードをネットワークサーバのアカウントと同じにして変更する…

と、まずいよ(汗)

といいつつも、俺はやってしまった。
やっちゃうと変更する前のユーザ名はもちろん、変更した後のユーザ名も見えなくなってしまう。
実は変更する前のユーザ名でログインして作業してたので、タスクマネージャを見てみると変更する前のユーザ名で実行されているし、システムドライブのdocuments and settings配下には変更前のユーザ名でプロファイルが残っている。もちろん、変更後のユーザプロファイルは存在しない。
これはまずいのでadministratorでログインしなおして不整合部分を修正することに。
ところがadministratorのログインを無効化していたものだからさあ大変。admin権限を持ったログインができなくなってしまった?
ダメ元で、変更後のユーザ名でログインしてみたら…ログインできちゃった(汗)
しかもユーザ名は変更後のユーザ名、documents and settingsのプロファイルは変更前のユーザ名というちぐはぐな状態で。後から気付いたんだけど、Microsoftで紹介されている手順でやればよかったなー。まあ、問題なく動いているようなので良しとする。ついでにいっとくと俺はインストーラなし、レジストリを汚さないソフトが好きなのだけど、そいつらの中にユーザごとのアカウントを作成しているものもあった(例.terapad)ので、その辺のアカウント名も変更しておいた。
次にインストールするときは、最初っからネットワークサーバのアカウントと同じユーザ名をWindows上に作ろうと思った。
あ、とらぶったので目的を忘れちゃってたけど、当初の目的だった認証が必要なネットワークドライブに認証なしでアクセスできるようになったヨ(笑)
これで、コミスタの環境ファイルをネットワークドライブ上に置いても、認証できずにデフォルトの環境ファイルを読み込まれることがなくなる…はず。

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