軽く、紙のように使えるペイントツールが必要になって、昔使っていたソフトを見直していたら、saiがものすごく描きやすいことに今更気が付いた。saiは西村博之さん?がホームページで紹介されていたので知ったのが始まり。他にも、aura(現mirage…じゃなく、更に名前変更したか)の解説とかもなさってた。最近は更新滞り気味だが…
saiの比較対照としてはcomicstudio、painter、aura、opencanvasってとこかな?
やりたいことってーのは、マンガのコンテ描き。なんか、早くも使い方間違ってそう…
画像がコンテ用のフォーマット。(ver2)。見開き16ページ用で右トジ。左ページから始まり右ページで終るタイプ。赤枠が右ページで黒枠が左ページ、なんて説明する必要はないけど、ver1では見開きの状態で3×3マスだったので(一応ページ番号は入れてるけど)ぱっと見、どっち側のページなのかわからなくなってしまった反省から色で区別をつけてみた。けど、前後のつながりがわかればいいから升目上より一列になっていた方がいいだろうということで縦一列にしてみたら色分けはあまり意味無いかも。白いところが基本枠で赤黒で塗られている部分が裁ちきりまでの領域を意味する。
これを9枚に分けてコミスタに貼り付ければコンテ(自分的には下書き)として使える…はず。なにしろ実験的なことなのでうまくいくかも不明。
ちなみに画像のサイズは俺のノートパソコンで作業できる最大サイズを元に作られている。386MBのメモリしか積んでないっつーか積めないので、1ページの横幅444pixel(見開きで888pixel)がいいところ。
今のところの作業手順としては、画像を8%くらいの不透明度で一番下に表示。その上に通常のレイヤーをコンテの絵用(以降ピクチャレイヤーと呼ぶ)に、さらにその上にペン入れレイヤーをセリフ用(以降セリフレイヤーと呼ぶ)に用意しとく。
このサイズだと情報量が心配だったが、作業してみたら問題なさそう。むしろ大雑把にしかかけないので、ついつい神経質な線を引きがちな俺にはちょうど良い。グレースケールって素晴らしい。
むしろセリフが心配だったけど、これもペン入れれイヤーを利用することで解決。スプラインで形成されているので、フキダシをあとから調整できるし、形状はベクトル情報として記録されているので大きさ変更も思いのまま。ちなみに絵は黒で、セリフは赤で描いてます。
じゃー絵もペン入れれイヤーでやればイイじゃんってツッコミがありそうだけど、消しゴムツールによる薄消しができないので却下。俺はレイヤーを何枚も作るのが嫌…というよりもどのレイヤーに描いてるのかしょっちゅう忘れるという経験則があるので、なるべく一枚で完結させる方針。必然的に薄くあたりを描いて濃い線で欲しい線を拾っていくという方法になるわけだけど、薄い線でも何回も描いてると濃くなるのはあたりまえで、欲しい線を拾うときには濃い線と同じくらいの濃度になっていたりする。その時に消しゴムツールで軽く消してやれば濃い線を引けるってわけだ。
タブレットもスタンダードペンのテールスイッチを消しゴムに割り当てて、ペン一本で作業できるようにしている。
このスタイルはなかなかはまった。未だにピクチャレイヤーとセリフレイヤーを取り違えて描いたりするが、それ以外は問題なさそう。しいて言えば、印刷とか人に見せる時とかに、9枚分割しなきゃならないってこと。.saiに対応したsusieプラグイン開発されないかな。
あとPSD形式にするとペン入れレイヤーがラスタライズされてしまうのが残念。まあ、太さ情報とか濃度情報とかPSDに保持することができなから仕方ないのだが。
ペン入れレイヤーのショートカット、illustratorライクにしてくれると嬉しいのだが…
おおっと、コンテ早く完成させなければ…
←がver1のコンテフォーム。